【参考書は1周目から完璧を目指してはいけない】

勉強をしていて、「このテキスト、全部ちゃんと理解しなきゃ」って思ったことありませんか?
特に1周目。全部分かるようにしなきゃって気合を入れすぎて、1問ずつじっくり考え込んじゃう。私も最初はそうでした。

しかし、その行為は逆に効率が悪いです。

例えば、初めて読む本を1ページごとに全部覚えようとしたら、時間がかかりすぎて全然進みません。さらに、全体がどういう話だったかも分からなくなっちゃいますよね。

勉強もそれと同じです。
テキストの1周目は「完璧にすること」が目的じゃなくて、「自分がどこでつまずくか」を知るためのものなんです。

じゃあ、どう進めればいいのか?

まずは、わからない問題に出会っても、あまり立ち止まらずにどんどん進んでOK。
わからなかったら印をつけておいて、あとでまた戻ってくればいいんです。

1周目で全部理解しようとすると、時間がかかるうえに疲れてしまって、「もうイヤだ…」ってなりがちです。
でも、何周も繰り返していくうちに「前はわからなかったのに、今は解ける!」って瞬間が必ずきます。

よく「テキストは3周しよう」って言われるけど、それは本当です。
1回目はざっくり、2回目はできなかったところに集中、3回目はさらに理解を深める。
そうやって繰り返すうちに、自然と頭に入ってくるようになります!

そして大事なのは、間違えることは悪いことじゃないってこと。
むしろ、間違えたほうが自分が今どこを苦手としているのかがハッキリして、対策が立てやすくなります。

最初からできないのは当たり前。
1周目は、「自分の現在地を知る」くらいの気持ちで取り組んでみてください。
焦らず、くり返すこと。【継続力】それがいちばんの近道です!

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