気づけば、アンドワンに来て5年が経ちました。
今では当たり前のように教育に関わっています。
でも、実は昔の自分は、教育業界で働くなんて全く想像していませんでした。
むしろ、正直に言うと、あまり良いイメージを持っていませんでした。
その理由の一つは、母が教員だったことです。
小さい頃から、教育現場の大変さを近くで見てきました。
仕事量も多く、精神的にもかなり大変そうで、教育の仕事ってしんどそうだな。というイメージが強くありました。
さらに、塾業界に対しても正直あまり良い印象を持っていませんでした。
必要以上に講習を取らせたり、営業色が強かったり、「本当に生徒のためというより、売上重視なんじゃないか」と感じる部分もあり、どこか黒い業界というイメージを持っていました。
だから、自分が教育業界で働くなんて、本当に想像していませんでした。
大学卒業後は、YouTube事業を中心に活動しており、美容・韓国・歯医者など、様々なジャンルのチャンネル運用をしていました。
企画を考え、動画を伸ばし、お客様の目的を果たす。
当時の自分にとっては、それが仕事でした。
そんなある日、元々アンドワンでアルバイトをしていた友人から連絡が来ました。
「塾長がYouTubeをやりたいらしい」
最初は、完全に仕事として関わる予定でした。
塾長は、自分にとってはお客さんになるはずでした。
ですが、話をしていくうちに、自分の中の教育業界のイメージが少しずつ変わっていきました。
塾長は、とにかく生徒の話をよくしていました。
成績だけではなく、家庭環境や性格、将来のことまで、本気で考えている。
どうやったらこの子が前向きになれるか?を本気で悩んでいる姿を見て、今まで私が持っていた塾業界のイメージとは全く違うと感じました。
そして、今まで色んな人を見てきましたが、正直、塾長ほど正義感の強い人を見たことがありません。
良い意味でも悪い意味でも、本当に真っ直ぐです。
生徒にとって良くないと思ったことには、絶対に妥協しません。
相手が誰でも、言うべきことは言います。
だからこそ、生徒や保護者から信頼されているんだと思います。
ただ、良くも悪くもかなり真っ直ぐな人なので、苦手な人は苦手なんだろうなとも思います(笑)
でも、自分はそういうところが好きでした。
綺麗事ではなく、本当に生徒のためで動いている人だと感じたからです。
もちろん、塾なので結果にはこだわります。
ですが、それ以上に、この子の人生にとってプラスになるかを大切にしていました。
勉強が苦手で自信を失っている子。
学校に行きづらくなっている子。
頑張りたいけど、どう頑張ればいいかわからない子。
そういう生徒に対して、表面的ではなく、本気で向き合っていました。
実際、アンドワンには他塾から来られる生徒さんがかなり多く、体感では7割くらいは転塾の方です。
最初は「勉強が嫌い」「塾に行きたくない」と言っていた子が、少しずつ笑顔で来るようになり、自習室に残るようになり、成績も上がっていく。
その姿を見るたびに、この仕事の意味を感じます。
そして何より嬉しいのが、
「今までで一番わかりやすい」
「塾ってこんなに楽しかったんですね」と言ってもらえることです。
もちろん、全員が最初から勉強好きになるわけではありません。
でも、わかるが増えると、少しずつ表情が変わっていきます。
その変化を近くで見られるのは、本当に嬉しいです。
気づけば、自分は塾長ともっと深く関わるようになっていました。
出会って次の日くらいに一緒に鳥取旅行に行ったのを今でも覚えています(笑)
そして塾長から、今のポジションを任せてもらえないかという話をいただきました。
そこから5年。
今では、自分自身も【生徒の見本になれるような存在でいたい】と思うようになりました。
もちろん、完璧な先生ではありません。
でも、生徒からすると、なんでも知っている近所の兄ちゃんみたいな存在でありたいと思っています。
勉強だけではなく、進路のこと、人間関係のこと、将来のこと。
時には恋愛の話や学校の愚痴まで、気軽に話せる存在でいたいです。
何かあった時に、「とりあえず相談してみようかな」と思ってもらえる存在になれたら嬉しいと思っております。
そして、個人的に感慨深いことがあります。
自分が最初に教えた生徒の一人が、今ではアンドワンで講師として働いています。
それが冨田です。
当時は生徒だった子が、今では同じ立場で後輩たちを教えている。
それを見ると、時間ってすごいなと思います。
同時に、この仕事の楽しさも感じます。
ただ勉強を教えるだけではなく、人の成長を近くで見られる。
しかも、その成長した子が、今度は誰かのために頑張る側になっている。
これは、この仕事だからこそ味わえる喜びだと思います。
そして何より、僕がこうして5年間ここにいられるのは、生徒たちの存在が本当に大きいです。
毎日のように話しかけてくれたり、くだらない話で笑ってくれたり、素直になついてくれる生徒たちがいるから、こちらも自然と頑張れます。
また、保護者の方々にも本当に支えていただいていると感じています。
お母様、お父様が大切なお子様を預けてくださり、信頼して任せていただいているからこそ、自分たちも本気で向き合うことができます。
塾だけで生徒は変わるわけではありません。
ご家庭で支えてくださる保護者の方がいるからこそ、生徒たちは前に進めると思っています。
子育てで悩むことも多い中、大切なお子様を任せていただいていることを、決して当たり前だとは思っていません。
日々、感謝しかありません。
本当にいつもありがとうございます。
教育業界に対してマイナスなイメージを持っていた自分が、今こうして5年間続けている。
それは、アンドワンが本気で人と向き合う場所だったからだと思います。
そして今、自分自身も思っています。
「本当にいい塾」を作りたい、と。
ただ成績を上げるだけではなく、生徒が少し前向きになれたり、自信を持てたり、「ここに来てよかった」と思える場所。
保護者の方にも、「この塾に任せてよかった」と安心してもらえる場所。
そして、卒業した後でもふと顔を出したくなるような、そんな場所。
まだまだ理想の途中ではありますが、これからも、生徒一人ひとりと本気で向き合いながら、講師皆で本当にいい塾を目指していきます。





